ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>焔(ほむら)
大好きな奥さんに構われると…尻尾を振って喜んでる大型犬っ…?フッ、フフ、君のお父さん報道で見るとあんまり笑わなくてクールなのにっ、もしかして本当は可愛い人なのかな。
(最強妖怪と報道に映る都庁の警視監のイメージがどんどんかけ離れていく上に、料理をして子煩悩でとても奥さんを愛してる可愛らしい父親像が相手の話から伺える事が何だか微笑ましい一守。つい想像して笑ってしまい)
そう、だったのっ?…何も知らされてなかったよ。そんな繋がりもあったなんて、…そうか、もしかするとその場所を知られては駄目だって僕の一族ですら伏せられていたのかも。…最強妖怪の火黒と22代目…、
なっ、君みたいな妖力値が凄まじい妖でも火黒の妖気に当てられるとたまに動けなくなるっ?そんな…、どうなってるんだ…、君も相当なのに、それ以上となると鬼神クラスのバケモノ級だ…、
あ!う、うん!分かった!…あのっ、今夜はごめんねっ?出会えて良かった…!ま、またっ…会いに行くから!
(母親の墓参りに目を輝かせながら快く受けてくれる笑顔にまたまたポゥッと魅入ってしまう一守、妖で恐らくかなり歳上なのだけれど、妖の姿も妖艶でけどまん丸目が何だか可愛くて、純粋無垢な子供みたいに笑い掛けてくれる笑顔も天然なところも可愛くて仕方無いみたいに。自分は結界師の人間で墨村の当主であるのに、昔派手に衝突した最強妖怪の娘である焔へゾッコンみたいだ。手を振る彼女に慌ててこっちも手を振る、結界で捕縛しようとしてしまった事を謝りながらまた会いに行くからと頬をポゥッとさせたまま叫び。夜闇に残り火の炎が咲いて消えればあの良い匂いのする相手の残り香が夜風に乗ってくる。心臓がバクバクしている一守、そのまま少しの間は動けずに焔の消えた場所を見つめていた)
>結界師 良守の子孫と火黒の娘
一守(かずもり)&焔(ほむら)出会い篇【完】
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