ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>一守くん
うん、普通に良いお父さんだよー。ふふ、目が丸くて?ありがとう♪
(妖の姿を再び可愛かったと訂正されると口元を袖で隠してふふっと笑い、画面で見る父親をそんなイメージで相手から言われつつ実際の父親と重ねながら唸って『そうかなぁ、娘の私にはよく分かんないや。以前だったらママに構われると見えない尻尾振って静かに喜んでる大型犬っぽいイメージはあれど…、』と、思い切り普段の父親を暴露しながらじぃっと観察される黒い瞳に目を瞬いて)
ママに?…うんっ、勿論だよ!…だってママのお墓の場所も他の妖怪が入って来れないように張ってくれた結界もキミのご先祖様、先代の良守くんがしてくれたからなんだよ?…気が塞いじゃった火黒くんの為に花のママがいつか妖力も戻って再びこの世に戻って来れるようにって、ママの残した種を烏森の山に植えさせて貰ったんだ。だから火黒くんも私達も墨村一族の結界師には感謝してるんだよ~?
ええ?本人かどうか、あんな調子だしなぁ…、それに火黒くん本気の妖気出しちゃうと私達もたまに動けなくなっちゃう位だから普段から力を抑えてるんだよね…。キミを怖がらせたりなんて絶対しないだろうし、なかなか本人だって証明は難しいかも?
(もう少し時が経てば母親の墓参りに手を合わせたいと言われると勿論だと目を輝かせながら快く二つ返事をし、そもそも彼等のお陰で母親の残した種は無事開花し美しい蒼色の花畑になっていて。その場所へ通っている父親が咲いている蒼い花へ話し掛けに行く日課にも、娘からしても何と無く200年近く長い間心の支えとなっている気がしていて。とても信じられない相手の様子には此方もどう証明していいか迷い、うーんと腕を纏めて考えているとはっと帯の中の懐中時間を見て慌て。『あ!もうこんな時間っ?兎に角またお店の方においでよー?火黒くんにも話しておくから♪一守くんも気を付けてーまたねー?』と、笑顔でバイバイと片手を振ってから草履をトンッと蹴るとその場から高速で消えて一瞬の炎と夜風のみが残り)
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