ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>焔(ほむら)
………事実を見るように?…起こった事実とその人の言う真実…、そ、うか…。だからなんだ。…えっ、いやそんな、けどありがとう。僕はまだまだ未熟者ですよ…。
(目が覚めたようだった。自分は本当は気が小さくて決断出来ない臆病者だ、何故自分は当主に抜擢されたのか不思議な位に。でも目の前の彼女は自身を良い人だと形容してくれて心が熱くなってしまう。妖とか人間とかそういったものは此所に無い気がした。自分の目で見た事実、なるほど、この人達は確かに筋が通っててただ単に人間を食べてる訳じゃないんだ。そんな焔を尊敬の眼差しとそういった事を自分の子供に教えて説いている父親の存在、最強と恐れられている妖怪の火黒という人物にも興味を持って)
え?匂い袋?梅か、いやー…、ち、違うと思うけど…君何でそんなに可愛いの…?
(ぴょこんと出たその可愛い袋の匂いは確かに梅の花の匂いだけど、多分自分が感じている匂いじゃなかった。やっぱりこの人の全身と言うか髪と言うかが凄く良い匂いなんだ。自分の知り合いの人間を褒められてその匂袋って可愛いものを持ったままフッフッフ、みたいに誇らしげにしてるのが可愛い過ぎて抱き締めたくなる。な、何なんだろうこの気持ち。以前付き合っていた人達には抱かなかった気持ちだ)
えっ!あ、お店?わ、イタリアレストランだなんてオシャレだね?あっ、ここでもしかしてウェイトレスさんをしてるの?そ、そんなっ墨村ってだけでサービスだなんて悪いよ。…あっ、けど絶対行くよ。…また会いたい、し。
なっ、な…警視監っだって!?…驚いた、あの伝説の妖怪の火黒が…っえ?待って、最近凄くテレビに取り上げられてる人じゃないっ?都庁の警視監って、あれが…君のお父さんっ?た、確かに赤い瞳に黒髪だ。男の色気ダダ漏れの人だよねっ?ヤ、ヤバい…イケメンで完璧過ぎる…。しかも日本最強妖怪…、うわぁ…、
お母さんも新薬の研究員って凄いねっ、あ、だったって事は今は違う職種なのか。君のお母さんも妖なの?…凄いなぁ、君のお父さんは大昔、冷徹非道って言われてたんだろう?今や日本最強妖怪の1人…、そんな伝説の火黒に四人も子供が居るなんて思わなかったし…奥さんや家族が居るなんて想像してなかったよ。どんな人なんだろう…、
(驚き過ぎて目が開きっぱなしだ、その他のご兄弟も全て凄い職に就いてる。ふ、普通の家族より凄い。優秀揃いなんだなと関心が止まらずついお母さんは今は何してるのと聞いてしまって。それに極悪で冷酷と聞いていた伝説の妖怪火黒が妻子持ちだったなんて、目の前のにこにこして可愛い彼女を見てると想像つかなくて)
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