ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>火黒
藍緋「……火黒、」
(火黒にとんとんって背中を押されて赤い頬のまま顔を向けると火黒は微笑んで離れてく。さっき色々とせがんだりしてたから今更恥ずかしくなってきた私、耳まで熱を持って赤く染まり上がってる気がする…。焔がぎゅっと抱き着くと私も嬉しくて、一番甘えん坊な焔は私が亡くなってから200年間やっぱり寂しかったんだよな。その時間を埋めるように時がまた進み始めた、そんな子供達との幸せを噛み締めるとそれを火黒も嬉しそうに静かに見守ってくれているのを見付けて何だか胸が熱くなる。こんなに私の事を見ていてくれて静かに愛してくれる事に私は心の底から多幸感を感じる。人間で言えば200年なんて気の遠くなる年月を静かに見守っていてくれた火黒へ私も涙目で嬉しくて微笑み返す、ありがとうって毎日感謝したいぐらいだ。つい逸る鼓動のまま火黒の名前を愛しそうに呼んでしまって)
>焔
藍緋「焔…、私も火黒と一緒だよ。…こちらこそ私達に会いに来てくれてありがとう。私…、焔達が生まれてきてくれて幸せだ。」
(火黒と焔のやり取りの言葉に私もうるっとしてしまう。…だって本当に奇跡だったんだ、まさか火黒との子供が授かれるなんて。植物型の妖として何百年もの月日を生きてきた私があそこで火黒に出会って、最初は揶揄ってくる変わった奴だなとか思ってたけど…ちゃんと見ててくれてるのか困ってる時は助けてくれて、そして相手に自問自答を促すタイプだった。若造の癖に戦闘の美学を持っててこだわりがある、妖らしい性格と強さに尊敬してた。段々と好きになった時にはもうすっかり夢中になってしまって、…そんな火黒との間に子供を儲けるなんて。今の幸せをあの頃の私に想像出来ただろうか。ぎゅっと抱き締め返して我が子可愛さに焔の側頭に少し頬擦りをする。焔からそういえば火黒といくつの差があるのかと聞かれて少し顔を離す)
「あっ、そうか…焔にちゃんと話した事が無かったかもしれないな。私と火黒は…ざっと800歳差だよ。
出会った頃は火黒が幕末生まれだから170歳…ぐらいで、私が当時は970歳だったな…。出会った頃の火黒はまだ妖怪としても比較的若かったんだ。まぁ、今でも妖怪としては全然若い方だが…。」
>紺夜、宵
藍緋「フフッ、そうか?またいつでも作るから帰っておいで?…え、な、ど、どうしたんだ?」
(美味しいと声を掛けてくれる紺色の花の紺夜と宵のほのぼのした様子が何だか可愛くて頬が緩む。…平和で幸せだな。黒咲との内緒話に何か警戒してる人間の姿になった紺夜とバリケードを張る宵に驚いて)
>黒咲
藍緋「あ…、自信、か。うん、…ふふ、そうだよな。…もうちょっと胸張ってみるよ、ありがとう黒咲…。ん?火黒に何か変なお願いでもしたのか?黒咲。」
(ぷいって顔はそらされてるけど、黒咲なりに私を励ましてるらしい。それを見た火黒が小さく笑ってて黒咲が何だか気恥ずかしそうにして怒ってる。私も思わず笑ってしまって…確かにもう少し火黒に愛されてるって自信を持とうと思う。…モテてしまうのは仕方無いにしても。紺夜達が火黒をかなり守ってるけど何か言ったのかと伺う)
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