ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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『焔(ほむら)』
>火黒くん、ママ
えへへっ、そだね?一守くんは素敵な旦那様だよ。…火黒くんありがとう、フフっ、私二人の間の子供に生まれて良かったな♪
(お前の選んだ人だからと言われて照れる焔、自分の大切な人を褒められるのは何だか凄く嬉しいなって気付いた。自分が素直に育って分け隔てない広い視野と心を持てたのは父親の火黒のお陰かもしれない。堅実な生き方や静かで直向きな愛情は母親の藍緋から。自分はこんな両親の元に生まれてきて幸せって自信満々に笑顔で話す)
ま、ママっ?ま、またーっ?もーっ、泣き虫さんなのは変わらないんだからー。可愛いけど、うんうん!私達ご飯食べてるし片付けもするから行っておいで?
(200年前とほぼ変わらない光景を見た焔、父親の事で涙する母親を見てると本当に愛して仕方無いんだな、っていうのが伝わる。それは父親の火黒もきっとそう。いっておいでーって呆れて笑いながら手を振る。落ち着いて明るい性格も父親譲りな焔だ。そして、30分後に帰って来た母親の隣からぎゅーっと笑って抱き締めてあげる。火黒くんに宥めて貰ったのか頬を赤らめてるのが可愛いんだから。美味しかったかどうか気にするママに嬉しそうに美味しかったと話す)
フフっ、おかえり。ママ泣き止んだ?美味しかったよー!やっぱりまた今度料理教えてね?♪♪一守くんに作ってあげたい!♪♪
『宵(よい)』
>お父さん、お母さん
あ!う、うん!お父さん。……、そ、そーだっけ?私はまだその時小さかったから分からなかったかもしれないな…。…ふふっ、こんなにお母さんの事を好きなお父さんでもそう思うんだね?お母さんなりの愛情確認、かぁ。良いなぁ~、私もそんな人に巡り会えたら。…理想はお父さんみたいな一途で優しくて強い妖怪!なーんて♪
(お父さんに言われて私も花の状態の紺夜兄さんを預かる。紺夜兄さんに言われてキョトンと目を丸める。そうだったんだ、私はお母さんが亡くなったのが自分が10歳の時だったから分からなかったのかもしれない。あんなに相思相愛でもお母さんはお父さんを誰かに盗られたくないって思うんだなぁ、不安は付き物なのかも、本当に愛してる人だから?自分の気持ちを心の中にしまってしまうタイプの宵は悲しかった事を素直に言えるお母さんが可愛くて羨ましくも思えた。自分のタイプには中々理想が高くなりそうな宵であった)
『紺夜(こうや)』
>父さん、母さん、宵
……ん、ごめん、宵。母さんは昔から父さんには泣き虫だよ。知らなかった?……まぁね、宵はまだ小さかったから。……、父さんみたいに強いって…なかなか難しそうだよね……。
(父親の火黒に起こして貰って目を開ける、ふぁぁと欠伸をしてスルリと蔦が外れると妹の宵の膝に収まる紺夜。この状況にキョトンとしてしまっている宵を見上げて説明する、宵はまだ幼かったから知らなかったようだ。理想の恋人像を耳にしてそれは難しそうだよねと紺色の花を傾げる)
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