ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>火黒、藍緋
……ふーん、
……アイツお前と居て慌てたり顔真っ赤にしたり笑ってたじゃん……、…それって今のアイツの幸せなんじゃねぇの、……知らねぇけど。
(自身には到底理解できないが、そんな愛情の形もあると言われ黙る、考えてみてからあの女の行動を見たままの事を自身は伝えてみる。明らかに両思いであるのに、何と言うか焦れったくもどかしい感じがするからだ)
……あ?誤解すんな、コイツは貸しだからな。後で一つ言う事聞けよ、火黒。
(父親の隣で相変わらず腕を組みをして悪態をつく黒咲、指示通りにするのは釈然としない、けれど戦況を見れば明らかに父親の指示通り動いた姉弟のお陰で妖の流れが中央に寄っている為舌打ちし、これは貸しだと睨んで。父親と同じく二刀流のように手のひらから黒い蔦を硬化させて刃の形状にし同じタイミングで消える)
命令すんな!クソ親、父っ…!
(奇しくも父親の掛け声が此方の踏み込むタイミングと重なり、反対側の妖を父親と同じく孟スピードで刻んで来ては命令するなと怒鳴る、同時に巨大な鬼の額から真下まで斬りつけ。崩れ落ちる巨体、余震のように続く地鳴りと周囲の妖怪はもう総大将しか残ってなく、逃げようとするそいつの首にピタリと黒い刃を向け)
あとはアンタだけか、……俺に聞くなよ、司令塔はアッチだ。……チッ、おい火黒、……どーすんだこの腰抜け大将…、生かしてコイツの上司にメッセンジャー役でもさせんのか。……うぜー、もう勝負は決まってんのによ…何が大将だ、みっともねぇ、
(命乞いされると本来なら聞かずに殺すが自分には関係ない闘いで自身じゃなくコイツに聞けと父親の方を顎で示し、進んでこの事を上に伝えてもう藍緋を拐わないと約束すると言われればうんざり気味に少し視線を反らし、そうたところでしめたと思った大将が中国刀のような刃物で黒咲を狙い、黒咲の金色の目の直線上に刃先が向かう)
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