ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>火黒、焔、紺夜、宵、黒咲
藍緋「す、凄い…、たった5人で…こんな何百もの軍勢を、」
(的確な指示を出す火黒、優しくて落ち着いた声とその黒い着流しの背中につい以前のように見惚れてしまう私。子供達は小さい頃から自分達の身を守れるようにって訓練めいた遊びをずっと小さい頃からしてあげていた彼はやはり軍才なんだと思う。私の事を守る用心棒はどうやらこの200年で増えたようだ…、火黒一人でも頼もしいのに何と言う事か…、もしかしたらこの一家で日本は余裕で制圧してしまうかも。普段ああやって穏やかで可愛くて優しい家族達だけど、や、やっぱりこう見ると戦闘型の火黒との子だなぁと思う。宵の蔦は凄くしなやかで綺麗な薄い水色の花だ…、私と同じく花の妖らしく幻覚を見せるのが得意で周囲の妖怪は勝手に自滅していく。頭上には取り逃しをしない素早い飛び道具と異空間操作が得意な焔、森の奥へ逃げた妖怪は狭い場所も難なく蔦が入り込んで逃亡を許さない紺夜の蔦が逃げ遅れた彼等を襲う、黒い着物を着た火黒と黒い軍人のような服を着ている黒咲の二人の背中を見ると本当に背が二人とも高くて背格好が同じ、双子みたいだ。…あんなに小さかった黒咲の成長についジーンとする。そ、そんな場合ではないんだけど。地震が起きるような鬼の巨大な金棒を避けた二人が忽然と姿が居なくなっていて、火黒と黒咲が中央に向かって妖怪が刻まれて落ちていく。本当に一瞬で彼等の命が燃え尽きるのを目の当たりにする、山のように巨大で硬そうな鬼の頭が爪先まで美しく真っ直ぐ斬れる、左右からの火黒と黒咲の綺麗なシンクロを見た。黒咲さんは何だかんだ憎まれ口を叩いてるけど流石息ピッタリといったところは親子だ)
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