ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>藍緋、黒咲
情けなくなんか無いよ。藍緋、…互いに鍛えた分野が違うだけ。
俺は科学の知識もなけりゃ藍緋みたいに努力家でも聡明でもないし…、研究で何かを世の中に造り出せるなんて出来ないから。
戦闘にはそれが得意な戦闘型で、ってね…。実験の助手すらヘタクソだった俺にもこういう時だけは役立たせてやってよ。
(黒咲に己を卑下する藍緋の言葉を拾ってかそう穏やかな調子で笑って返し。彼女が秀才とはいえ日々情報収集して試行錯誤の末の努力を知っていたからか"得意な分野"とは表現せず"鍛えた分野"だと表して。壊す事しか能の無かった己とは違う相手を心から尊敬していたからかそう讃えるように。藍緋の背中の震えが治まったのを見てから片手を外して立ち上がると少し歩き出し、月明かりが照らし出した辺りに夜風が吹き抜けると人皮をスルスルと包帯のように解除していきながら黒咲に全身包帯姿の顔を向けて)
黒咲(クロエ)ー、ちょっと数多いから藍緋の護衛頼むよー?
(炎を象った背紋の黒い着流し姿で懐に片手を落ち着かせながら包帯の隙間から同じ金色の目を向けて『…会えたのは久々だし、その様子から見るとちょっと藍緋の事も認めてきたでしょ。』と息子を少し揶揄って。彼女に用心棒が付いているとの未情報に焦っている妖に顔を上げて)
えっと、あのさー。その人達も知らなくて当たり前だから仕方無いと思うよー?…多分、情報が200年以上は止まったままだと思うし。
俺も藍緋を狙いに来る輩で取り逃した奴なんて一人も居なかったから。
(それ自体何処かへ伝わるのは無理だったろうなと端から見れば不気味な事実を返し。空中に居る彼等の真下に佇んで)
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