ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>火黒、黒咲さん
藍緋「でッ、でもッ…!そんな、いくら頑丈でもこれは…激し過ぎるスキンシップだろッ…、って、や、やっぱりキレ掛かってたんじゃないか…ッ、ヒャッ…!…か、火黒ッ、…も、す、ストップッ!!ストップだッ…!黒咲さんもッ…反省したからッ…!!く、黒咲さんッ…意識は…、あるかッ?」
(黒咲さんの正体を目にした、黒地の布を顔に巻き付けている、大きな爪の手と金色の大きな目、ドクン、とまた何かを思い出しそうだ。見た事がある…あの妖に似た人を。またあの針のような蔦が火黒の頭上に広がる、私も、あ!と息を飲んだ瞬間、ドォォンって地震が起きた、な、何が起きたんだ?また森の奥で土煙が上がるのを私も慌てて走って追い掛ける、正直火黒のスピードは速過ぎて見えない。ハァハァと息を切らして辿り着くと地面を抉って黒咲さんの後頭が木にめ、めり込んでる?!息切れしながらストップだと叫んで、も、もう全然遅いかもだけど…、幾ら彼等が頑丈でももう良いだろうって半分涙目で火黒の背中に震えて抱き着いて止める。じゅ、充分だよ…、スキンシップと言ってもこれはさすがに…いくらなんでも戦闘型は激し過ぎる…!うぅーっと泣いてしまって黒咲さんに駆け寄る。だ、大丈夫…気絶しかかってるというか脳震盪を起こしてるようだ、黒咲さんの頭を動かさないように片手で首の脈を計りながら火黒を叱り付けるように涙目で見上げる。いやまぁ、火黒も息子さんに串刺しにされ掛かってはいたけれども…、火黒は強いんだったら手加減してあげないとッ)
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