ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>良守君
藍緋「ふふ、だろう?…なんてな。…それは常々思う。……それに、私が人間に興味を持ったというのも偶然じゃなかったのかもしれない…、じゃなきゃ…私は人間の絆へ興味を持つことも無かった…、」
(そう、誰かとの繋がりを羨ましいとも思わずだったら火黒に絆の事を聞く事も無かっただろう…。そしてあの妖怪ばかりが集まる黒芒楼で唯一、元人間だった彼は孤独を感じていた。永遠の命と強さとを引き換えに。そんな私達があそこで出会ったのもお互いを別の感覚から気にし合ってくれていたのも。偶然か、必然か…なんだろうな。私の言った事を帰ったらちゃんと実行してくれそうな良守くんにはふふっと微笑んで)
>火黒
藍緋「……考える、よ。当たり前だろう…?お前の事ばかり心配で、……火黒、」
(頭に被さる温かい大きな手と火黒の言葉に堪えていた涙が溢れだす。いつも欲しい言葉をくれるのは何でなんだろう、彼は本当に私の事を第一優先に思って考えてくれている。待つと言ってくれてくるりと体を向けては火黒に思い切り抱き着く、ポロポロ流れる涙が止められない、火黒の胸元の包帯と衿が私の涙で滲んでく。…神様、どうか、彼が少しでも寂しい思いをしませんように)
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