ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>藍緋
…はは、気付いてたか。烏森を代々守ってる正当継承者(良守君)の祝いの席だし、向こうも穏便にいきたいところだよな。
(流石に付けてきている気配は感じられないからか隣の藍緋にそう溢すと再び眠っている紺夜の頭が此方の首の付け根に収まっており。相手が此方の耳へ片手を伸ばす気配に気付くなり少しそちらへ頭を傾け、意外な言葉に目を瞬いてから背を正して下にある藍緋の顔を見ると真っ赤であり。ふわりとした花の芳香が強まるなか此方もそんな相手の可愛らしさには苦渋の判断なのか『ダーメに決まってんじゃん…、妊娠したって斑尾さんが気付いてくれて良かったよ。』"我慢ー"と真正面を向きながら空いている相手の手を繋いでやんわり励まし、車の近くまで来たのかキーレスであるタッチ式のドアに『焔ー、藍緋にドア開けてやってー?』と娘に顔を向けると開閉を頼んで)
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