ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>藍緋、良守君、(正守)
あ、と。藍緋、大丈夫だ。俺達はこう見えて協定組んでるから。
良守君もこんな日に兄弟喧嘩しないー…っとと。って、正守、アンタ見た目に寄らず弟に容赦ないよね…。藍緋、ほら。
(藍緋の警戒心を宥めようと此方の肘に手を添える彼女に顔を向けて、彼とは互いに取り決めをしている仲だと説明し。良守の不満げな声が掛かるとせめて今日ぐらい仲良くと窘めていたものの不意に正守から肩を引かれ、優しそうな兄の顔をして案外悪戯っ子のような正守に顔を向けて若干戸惑ったが、これが普段からの彼等(兄弟)のじゃれあいなのだろうと思い。ふと隣を見ると手が離れた所為か何処か不安そうな藍緋の表情を見付け。そんな様子に此方も少し眉を落として優しく彼女に笑い掛けつつ名を呼んで"おいで?"と言うように片手を伸ばし、もう片腕は紺夜を抱き上げたまま腰から相手をそっと引き寄せると此方の脇腹に付かせて多少落ち着かせ。我が子を隠すように心配そうであった藍緋を安心させるよう緩く笑んで『…安心しな?正守は話の分かる奴だし、…仮に何かあっても俺がお前達を必ず守るから。』と、そう小さく約束して。焔は前列で母親の紺色のワンピースに埋もれるよう藍緋の膝に小さな頭をくっつけて嬉しそうに見上げており)
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