ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>術師の人間
藍緋「……、ッ、……が、害悪というのは言い過ぎだ…。…元人間のコイツにも心はある、……確かにコイツはまだ妖になって歴は短いが…数万、数千年生きてきている私達よりも…何故か妖力がこんな風に異常だ。本人もこれでも『妖力を抑えてるつもり』なんだがそれでも漏れ出てしまってコレなんだ…、」
(そう…火黒は妖力を自分で抑えていてこれなのだ。力を抑えても抑えても出てくる火黒の狂気の妖力。犬の妖の若造っていうのは納得できる、けど、存在が害悪というのは…納得できなかった。いや、まぁ、火黒は凶悪な妖だしそうなんだけど。優しい面を知ってる私には聞くに耐えなかった)
藍緋「え、…と、私は…火黒の、」
(急に人間に聞かれて戸惑う、ぎゅっと火黒の袖を握ってしまう。い、言うものなんだろうか?…というか関係なんか気になるのか?改めて関係を言うのは恥ずかしくて段々狼狽えながら真っ赤になり火黒の顔を見上げてオロオロと瞳がさ迷う。は、恥ずかしいし…一々私達の事を人間に言うのも変だ)
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