ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
|
通報 |
>火黒、姫
藍緋「……火黒、オマエ…姫に、…刃を向けるな…、彼女は悪くない……お前も、悪くない、……私はもういい……、」
(火黒が焦っている…珍しいな、なんて青白い顔で目が覚める、二人の会話は何と無く聴こえていて火黒の傷口を押さえてくれてる手に手を重ねる、姫はただまた昔のように野原を駆け巡りたかっただけ、火黒が拒絶の想いを込めた刃だって、彼が悪いんじゃない。自分を信じてきた彼が自分の行いを悲観するのは悲しい、私は多分、自分の力に絶対的な自信に満ちた彼に安心感を感じていた、独自の考えを持っているからかただの戦闘狂じゃないところが粋な生き様だなって、妖として火黒に憧れてた。スッと刀を握り込む火黒の片手に手を伸ばして触れ、もういいと。布や火黒の手で止血して貰っていても間に合わずグショリとした血が止まらないからか力が入らない、血の気が失せて表情筋が動かしにくい顔で微笑む)
| トピック検索 |