ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>火黒
藍緋「直接的も間接的もやめろッ…、油断ならん奴だ、」
(顔が真っ赤になって思い切り逸らすけど絶対にバレている、しかも目の前の火黒も何故か黙ってしまった。き、気不味いぞ…何故黙る。)
藍緋「あ、…ああ。…運んでくれてありがとう。火黒、」
(ふーん…という間延びたその、含みのある声に何かを見透かされそうだ、火黒の視線に緊張感で心拍数が上がる。…それにしてもコイツは全身包帯の凶悪な妖の癖に声がやたら良い。普段は調子が軽い口調なのに不意に低くなる時は何かを考えてる時かつまらない時か、たまにある高低差に虚をつかれてしまう。ふいっと興味が逸れたみたいに「まぁいいや」と背を返されてホッとした、いや、見逃された?歩き出していく背の高い背中に部屋まで運んでくれてありがとうと伝えた感謝が彼に届いたか届いてないか分からないまま)
~研究室~
藍緋「………、」
(結界師の女を見逃した後にその培養液の中の男の顔をぼぅっと眺める、先程、自分の過去を話したその記憶が走馬灯のように流れ。結局、答えは…まだ自分の心に蓋をしたままだ。身体の中にあった白の虫は消滅した、白が死んだのだろう。私はやっと解放されるのか…、これからどうするか。フラり、と宛どなく外へ向かおうと研究室の出口へ向かって)
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