ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>比古、男湯all、(女湯all)
燈(ともり)「…?」
玲士(れいじ)「…わ、めちゃくちゃカッケェ。」
(大きな手で撫でられて見上げる燈とそれに気付いた玲士は颯爽と男湯の暖簾を潜っていくガタイの良い大きな背中を見送り。見るからに強そうだと兄弟は憧れの眼差しでいて)
―男湯―
(洗髪、洗身後。湯船へ)
玲士(れいじ)「燈、足元滑らないようにゆっくり入ってきな?」
燈(ともり)「ウン!…ワァ、湯気、雲ミタイっ。凄イネっ?」
(洗髪や洗身を行った後だからか兄弟とも髪が濡れたまま大きな岩場と綺麗に張られた湯の石段に気を付けて兄が先に降り、弟を呼んで。和やかな声を乗せた風や湯の流れに従って横に揺らめく湯気が雲のように靡いていて燈も感動し。無事温泉へと浸かりながら子供からしては熱い位のお湯に兄弟も"熱いなぁ"と笑っていて)
燈(ともり)「ワっ、ゴメンナサイ…。」
玲士(れいじ)「あ!お兄さん、ごめんなさい。って、さっきの強そうな人。」
(岩陰と湯気に紛れて見えなかったのか燈の背中がトンっと蒼紫の肩に当たって、黙っている青年(蒼紫)の顔が端正な為と背丈に怖かったのか燈もビクッとして見上げ。兄も咄嗟に謝るものの湯気の靄から視界がクリアになると先程の強そうな人(比古師匠)も見えてついそう呼んでしまい)
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