ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>兄弟
詩乃「あはは…どうも。」
「あ~…、私の眼鏡?これ実はわざと少し大きめの物を選んでいてね、だから…あなたがかけるとなると大きすぎてかけられないと思うんだ。」
(これ自体は軽く人を驚かせる、言わば一発芸のようなもののため、まさか2人がここまで反応をするとは思っていなかったためにやや固まってしまい。いつも「不思議」くらいの反応なのだが、感嘆の声まで漏れるのは初めてで内心くすぐったい。続いて何か興味を持ったのか、燈が楽しそうにはしゃぎだしては、自分も眼鏡をかけてみたいと熱い視線でお願いしてきて。せっかくなのでかけさせてあげたいものの、サイズ自体は別のお洒落も狙って自分の顔より少し大きめのものを選定したもの。故にこの子がこれをかけるのは難しい。純心な子供の願いを断るのはなかなか心苦しいものではあるものの、困ったように笑って見せてから眼鏡をかけ直しては、かけるのは難しいと話して。あとずっとかけているものだからあまり綺麗ではないかもしれない。)
「…でも。私のものはかけさせてあげられないけど…ちゃんとお家に帰れた時に、あなたのお父さんか、お母さんにお願いして買ってもらってね。」
「きっとあなたのことをよく知っていていて、一番似合うものを選んでくれることだろうから…」
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