ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>永倉
ハチ「…アリガトウ、永倉。私ハ…、『ミオ』ダ。」
(仕事だから気にしないでいいと笑い飛ばす様子にはついつられて微笑みが増して。こちらが静かになったことから視界の少し先の下で両膝に手が置かれると、つい軽く力が入ってしまい。しかしながら、こちらが呼び名に困ったことを察してか自己紹介をしてくれたことによって自然と力が抜けては、再び微笑みかけつつ、教えてもらった名前を復唱を兼ねて感謝を重ねて。今度は相手から自分に向けて名前を聞き返されると、一呼吸置いてから偽名を名乗り。相手からすれば、自己紹介に少し緊張する素振りをするように映るかもしれない。本名で通ると何かと足がつきやすく、未来にも影響が出かねないために、今回は偽名で通すことにした。)
ミオ(ハチ)「…フフ、大丈夫ダ。賑ヤカナノハトテモ好キダカラ。…ズット幸セデイラレルトイイナ。」
「…ソレニシテモ、女性ノホトンドハ…既婚ナノガ普通ナノカ?」
(隊士同士で揶揄う様な、楽しげなやり取りを目の前で見ながら、つい吐息で笑ってしまい。困り笑顔をしながら詫びる相手にはなんでもないしむしろとても好きだから、大丈夫と伝えて。それと同時にやってきたこの時代が熾烈な戦いの絶えぬ時代で、隊士同士で笑い合う、和気藹々としたこの空間も束の間の平和なのだと自覚させられ。故にそのなかで力強く生きている永倉をはじめとした彼らへの祈りの表れなのか、あるいは自分のように大切な者がいる故か、自然とずっと幸せでいられたらいいと呟いて。未婚…、自分も早く志々雄の下へ戻りたい。そのためには、今は少しだけ頑張らなくては。それはそうと未婚で気になったのか、それについてなんとなく問いかけてみて)
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