ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>志々雄
ハチ「…悪イナ。」
(手応えあり。内心で拳をぐっと握っては脚に力を入れ続けて。片手で防がれているとはいえ、絞めの体勢には入れているので概ね想定通り。そして、力押しも恐らくこちらが優勢。これが現在の志々雄なら敵わなかっただろう。今対峙している志々雄の”そんな格好”という事の真意には気づかないまま、真面目な声色で悪いな、とだけ戸惑う相手とは対照的に冷静に呟いて。)
「…ン…」
(という所で引き時を知らせる笛が鳴った。このまま力押しを続ければ手ごと絞め上げることが出来そうだが、それはあくまで新撰組の隊に見つかる前に一旦気絶させるためにやること。ならばと思考を切り替えると、気道をほんの少しだけ圧迫するに留める所まで絞めると急に手と脚を離しては、軟体を活かして少々強引に抜け出し、そのまま新撰組が来るであろう、広い通りの方へ走って離れて消えてしまい。)
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