ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
|
通報 |
>志々雄
ハチ「……フウッ…」
(やはり近づいてきたか。今もそうだが、有利に詰めに行ったところを、彼は逆に立ちはだかって的確にカウンターを入れてくるような大胆さがある。それで何度かやられている。それはこの頃からなのだと軽く口角が上がってしまいながら、屈んだ体勢でこちらの帽子を掴もうと跳んでくる身体と手を、まずは足払いするのに出した脚を残った足のすぐ隣に素早く戻してから自分の身体を思いっきり後ろに反らせて倒すことで寸での所で避けて。こちらと向こうが斜めに少し平行になり、相手の影が足と被ったところで、息を軽く吸い込んでは残していた片足を踏み込むとサマーソルトを放ち。)
| トピック検索 |