ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>張
ハチ「……!? フゥ……、ンッ……!!!」
(とりあえず集まって観光に来たかと思えば唐突に当たりは暗くなって、軽く閉塞感と荒みを思わせるような静かな通りが周囲に現れた。理解の早い張に比べて少し遅れてその状況を理解しながら、前方より軽く鬼気迫るような狂気を感じさせる目でこちらを見つめ迫ってくる集団を確認して。多勢に無勢で迂闊に応戦すれば切り傷だらけになりそうだ。彼の言うとおり逃げることを判断し、腰を軽く落としては左足をゆっくりと端に回してギュッと踏み込むと、地面を全力で擦りながらイカセーラーをひらりと揺らしながら回し蹴りを放つことで爆発するような勢いと量の砂を撒き散らして。地面が軽くえぐれたのか石が隆起して現れている。新撰組の集団に目くらましを食らわせて足止めしたのを確認すると、踵を返して走り出し)
「…ココハ別レタ方ガヨサソウダ。…ソレデハ。」
(ある程度足止めしたとはいえ、相手は集団。いくつかは漏れた者やそもそも気にしない者など、捌ききれないものは当然現れる。逃げ回ってもいずれ削り切られるだけだろう。2人いるから最悪片方が捕まっても片方がどうにか動けるようにした方が良さそうで。ならばと一旦足を止めてはヘイトを買うと、張から枝分かれするように細い路地に走って入っていき)
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