ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>志々雄
サーべ「…んん、ん…!あははほんと、気をつけないとね。なんかもう自然にやっちゃうからさ…」
(順調に進められていく棘抜きや消毒に時折顔を顰めたり息をすっと吸い込んだりしながら特に自分は”痛い時は無理をするな”と言われると、自分に対して緩く苦笑いをしながら静かに頷いて。ふと傷だらけになった右手を手当しようと包んでくる彼の手を見やる。私が変わったあの日からも、彼(志々雄)ずっと私が私自身にかけた呪いの残滓のあることを憂いては気にしてくれていることを再確認させられて。今認識しているのは、痛みに耐えること、無視することを当たり前と思っている自分。こうして1つずつ呪いを認識しながら、解いて解かれていくのだろう。…まあ、それにしたって持った木の矢で自滅するというのはどうかと思うが。そう思いながら、我慢強く耐える事に驚いて目を合わせてくる彼に笑みを向けながら、”すごいでしょ”と冗談めかしく呟いてみて。)
「ありがとう。そうだね、しばらくは…ゆっくりさせてもらうよ。」
(やがて手が離されると、優しく巻かれたガーゼのふわふわした質感が肌を触れるのがより伝わってくる。それが今は”耐えなくてもいい”と言われてるようでいて強く心が解されていくようで心地よくて。…気がつくといつもの私に戻っている。グローブはポケットにしまい込み目の前で右手を開閉させると、優しく笑いかけながら手当してくれたことに再び感謝を伝えて。)
>張、アルク
「わ…、めちゃくちゃ持ってきたね、ありがとう…!これで晩御飯分には持つよ。夜中もゆっくり火にあたれるし…。」
「じゃ、私もそろそろご飯にしようかな。」
(地面にそれぞれ置かれて山を築く枝を見ると目を見張っては嬉しそうに感謝を伝えて。これで食後にもう一度焼きマシュマロをする余裕どころか、食後にゆっくりと火にあたることすらできるほど、燃料に余裕が出来た。)
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