ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>巻町
サーベ「…そうだね。私はそれ以上、何も言うつもりはないよ。」
(ただ残念そうな声色に対して、重々しい雰囲気を急に消すと、ただ淡白に自分はそれ以上何も語るつもりはないと話して。そして、おそらくそれ以上は必要ない。握り拳が緩められるのを感じながら、再び火加減に注意を払い始めて)
>志々雄
ハチ「・・・・・・」
(長く連れ添っている故か、それとも彼本来の読心術か。私の気持ちを察しては小さく笑いが背中に降ってきては、彼が褒めだしたところで、それ自体は少しだけ想定外だったのか、耳がぴくりとして、それ以降は自分が今まで積み重ねてきたこと、彼にとっての自分の存在を確かめるように、一言一言を聞くたびに心が温められていくことを感じながら、注意深く聞き。それを表すように自然と猫背が強められては、首が半分ほど隠れる。そして最後に、"そんなに自分のことが好きなのか"と言われると、無意識下にそれを伝えていて、図星だったのかもう一度耳がぴくりと振れ、耳の先端と顔に赤みがさして。)
「…ン、…コホン。 イイダロウ、クセガ強イガ故ニ逆ニ火傷シテシマウカモシレナイガ。ソレデヨケレバ、イクラデモ。」
「"食ワレナイヨウ"、気ヲツケルコトダ。」
(顔の赤みが引いただろうかというところでゆっくりと振り返ると、冗談のように好戦的なにやけ顔を浮かべ、相変わらず両手に消毒液とタオルを携えながら振り返り、サーベと共にする訓練には受けて立つと暗に示して。志々雄に励まされて悪いものは吹き飛び、そこには自分らしさしかないのだった。家鴨座りのまま差し出された腕に寄り、タオルと消毒液をあてがうと、二言目を言い放って)
「…サテ。少シシミルゾ。……」
「…フゥ、デキタゾ。キツクハナイカ?」
(消毒液をゆっくりと垂らし、その上からタオルで軽くポンポンと当てていく。タオルを離すと砂利がなくなっているのを確認し、すぐ側に道具を置くといよいよと思いながら包帯を掴んで。ゆっくり、ゆっくりと、時に軽く乗り出すようにしながら、両手優しく包帯を巻いていく。以前からこうしてみたいと思っていたが故なのか、単に彼が包帯を巻くのを手伝っている故か。どちらかは分からないが、妙にドキドキして心拍が上がってきては耳に再び赤みがさしてきて。先端まで巻き終えた時、自分の手が震えそうなことが気づかれないように慎重に手を離すと、彼の顔を見上げて具合はどうかと問いかけて)
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