ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>志々雄、張、巻町
ハチ「…ドウイタシマシテ。…私モ止メラレテヨカッタ。」
(気がつけばテント内に引っ張られて、彼(張)の気遣いなのか閉じ込められていた。先程のこともあってなのか、なんとなく気まずくなってきた。そんな中目の前の志々雄が、謝ると共に感謝を伝えてきて。何が悪いというのだろう。私が割り込まなければならないと思わせてしまっただけなのに。引っ掻かれて出来た傷や心を軽くしようと帽子の頭を小突いてくれたことも助長して、優しく見下ろしてくる紅色の瞳と目を合わせることが出来ずに硬い床にただ視線を落としていた。しかしながら、同時に彼の包帯を巻き直すことが出来ることは望ましくはあるから、素直に外に出ようとは思えず動けずにいて。意を決してそれを伝えようとした時、巻町が入ってきた)
「………。」
「イヤ、イインダ。 ソレヨリモ………、……ソノ、包t…手当、シナイトナ…」
(気がつけば彼女は志々雄によって外に出されていた。なんというか、嵐のような人だった。まだ外で話し声がするから、戻ったらキャンプ飯に誘おう。…さて。目は合わせられないままに息を吸い込み、自分が包帯を巻きたいと伝えてみて。それが贖罪の意味からなのか、以前より無意識にあった欲からなのか。それは定かではないが、ともかく今はここにしかそれを伝える機はないような気がして。とりあえず、消毒からしなくては。山賊の爪はあまり綺麗そうには見えなかったから、丁寧に…。四つん這いに移動すると、荷物から消毒液とタオルを取り出して)
…
>張、アルク、巻町
サーベ「あ~、いらっしゃい。もうそろそろ1品目が完成するよ。魚もそろそろいいんじゃないかな。軽く塩を振って…。よし、と。よかったら食べていきなよ。」
(あともう少し追撃が速ければ。かなりヒヤッとした。そんなことを考えているから、一通りの調理を終えて、目の前でゆらゆらと揺れては、スキレットの中の食材を熱する炎の加減をアルクと見定める表面上いつも通りの表情には険しさが隠されていて。矢を折った時に刺さった棘の存在が絆創膏と指貫グローブ越しにはっきりと分かる。もう少ししっかりしなくては。私の残りは彼らの為にと決めたのだから。自戒を施しているとカマンベールチーズが香ばしい匂いを漂わせて、キャンプ飯1品目の完成を知らせてきた。ウィンナーの一つ一つに爪楊枝を刺して、振り返っては巻町たちにもそれを知らせて。続いてホットサンドメーカーを用意して)
1品目
・カマンベールアヒージョ
→円状のカマンベールチーズやベーコンで巻いたウィンナーに、オリーブオイルとにんにくの香りを絡め、サークル状に盛りつけしたもの。
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