ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>張、アルク、志々雄
ハチ「…!」
「……アア、ソウダナ。イズレハ必ズ…。凄ク楽シカッタ、アリガトウ。」
(張によってストップがかけられた時、ハッとしたと同時に周囲の賑わいが一気に戻ってきて。しまった、ついまた集中してしまっていたらしい。会場が恐ろしく損傷しているし、破壊してしまう前に張が止めに入ってくれてよかった。それからは軽く胸を撫で下ろすと、若干気後れした様子を取り戻そうと気がついたら自分の元を離れ始めていながら、リベンジをかけてくるアルクにそれを望んでいると伝えると同時に、彼女の怪力を称えて。軽く震えの残る腕はいい勝負をしたという証左で、充実感がハチを満たし、次なる向上へと導くのだった。そして、志々雄の隣に座り何か話している様子のアルクを見ると、今度は一番として勝ってみせるという気持ちが不思議と強く湧いてきて。それからは自分も早く彼の元へ行かなくてはと、壇上を降りていき)
「…志々雄。マタ…皆デ来ラレルミタイダ。嬉シイナ…。花火モ、今日ノヨウニ見ラレルンダ…」
(アルクが志々雄と何を話していたかは分からないが、志々雄の目の前に戻ってきては自慢しようとしたが、口を開き伝えようとしたところで張がちょうど来年もまた来て欲しいと私たちが呼ばれていること、この後花火が見られることが聞こえ、一瞬張の方へ顔を向かせて。再びそれが志々雄に戻ってきた時、顔は充実しきって眉を落とされた優しいものになっていて、それが嬉しくて仕方のないことが自然と言葉として現れ。次があることがこんなに嬉しいなんて。)
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