ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>ハチ、張、スヤリス
って、ハチ?
(心なしか遠くでとろんと嬉しそうにしているハチの顔が見えると此方もその表情に絆されるのか暖かく心が灯るようで、皆の元へ戻ると入れ違いに壇上へ上げられるハチが引っ張り上げられるのを目にしてつい名を呼び。壇上に上げられた彼女がそれこそ急な振りに慌てふためかず凛として佇んでいて、涼やかで綺麗な顔立ちと立ち姿は周囲のイカ達や他種族の視線を奪うには充分であり。張の隣であるのに此方もつい己の伴侶(妻)を魅入るよう見惚れていると壇上でまず思い切り惚気られて。ぽかんとしながらも"まずは私を倒してからにしろ。"やら、此方との真っ向勝負を仄かに匂わせる挑戦に目を丸め。次第にしてやられたなとの笑いを堪え切れず肩を揺らすよう)
ホント痺れる程カッコいい奴だな?いつも真っ直ぐで、…とても綺麗だ。
(民衆の前で背筋を真っ直ぐ伸ばして胸を張るハチの姿はとても気丈で美しく、壇上に居る為か小柄なハチが大きく見える錯覚を起こしながらいつもに増して感服するような、一年前と変わらず相手へと恋慕を抱いているかのように。胸のうちの想いがついそのまま口を衝いた形で感想を溢して。拳を突き上げるハチの勢いには大きな拍手喝采と会場から更にヒートアップする熱気に包まれ、審判員を兼ねた海老の司会者はルール変更に加えて挑戦者を挙手制にしたようであり。沢山の手があがるなか、あの鮫と鯨が混ざっていて"あ。"と目が合いながらも此方へリベンジしたいが為にハチへ挑むらしい事を聞かされ、己は腕を組んだまま可笑しげに笑みつつ)
覚えててくれてありがとうよ?そいつは無理だな…、ハチが出てきちゃリベンジは叶わねぇ。
(怪我をしないよう暗にハチを甘く見ない方が良いと彼等に話し掛ける途中で海老の審判員が鮫の彼をまず壇上へと上げてきて。卓上を挟んでハチの前へと仁王立ちするように腕を組む勇ましい格好の鮫と猫のように涼やかな金色の瞳をした小柄な女性であるハチとの体格差はかなり激しく。面白可笑しそうに盛り上がる客達の歓声が夜風に乗る祭り囃子を掻き消して、『お嬢ちゃん頑張れ!』やら声援も混ざるなか完全におちょくっている言葉が飛ぶと逆に張へと"…やべぇな。"と、目配せし。ハチの武人魂へ一気に火を点けるような奮い立たせへと視線を壇上のハチ達に戻しながら「怪我人が出ねぇといいが、…まあ、死人が出なきゃオーケーだろ。」と、死ぬ事以外は掠り傷くらいの感覚で此方も呟いて)
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