ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>志々雄、張
ハチ「…アア、早イウチカラサーべニ着付ケヲ手伝ッテモラッタカラ早ク来レタンダ。…フフ、ヨカッタ。」
(内情は明らかにはしていないが、サーべともたくさん話すきっかけを作るために無理を言って早めから着付けてもらったということだった。彼女の最近の仕事や、遊びの話、また行きたい場所など、多くのことを話すことができて、とても充実した時間だった。そんななか、目の前の彼が自分を見て沈黙している。張から『見とれている』と言われると嬉しそうにしながら、前回と同じようにくるりと回って見せて。袖が触れる度に、彼がくれた指輪が淡く光って。一つ一つ去年と違いを噛み締めると、その時点でもう既に楽しくなっている自分がいるのだった。)
…志々雄モ喉ガ乾イタダロウシ、私モ行ッテコヨウ。何ガイイ?
(何か躊躇う様子の彼とは対照的に、自分は純粋に笑顔を向けていたがそんな彼が張に売店から飲み物を買ってくるように頼んでいて。夜とはいえ蒸すような暑さの中待ってくれた彼のためにも、何か飲み物を持ってきたいと思ったのか、張について行こうと志々雄の側を数歩離れると、振り向いて立ち止まっては何が飲みたいかと問いかけて。)
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