ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
|
通報 |
>志々雄、張、アルク
ハチ「…ア、アア、ソウダナ……。」
(確かこうだったような。なんとなく神妙な面持ちで沈黙しながら彼が麺を食べる瞬間を待ち構えていた。目を丸めた後に、やがて彼が優しく笑う顔からは喜んでくれているかも、というのが分かってこちらもつられてつい微笑み。そのまま頬張ってくれるかと思ったが、何かあるのか不意にお腹に手を当てては周囲に背中を向けさせて椅子にぽすんと腰を落とさせてきた。どうしたのだろう、不思議でいるまま彼が麺を頬張る様子を見るに留まっていたがしばらくすると彼が顔を近づけてきて、暗に服が透けていると伝えてくる。どうしてか彼から言われるのが一番恥ずかしいらしく、顔に赤みがさして自然と軽く俯いてしまう。半ば急ぐようにお皿と箸を机に置いた所からも気恥しさが分かりやすく。周囲に背を向けている状態でよかったと思う。安心していたのもつかの間、今度は更に抱き寄せてきた。まだお腹に残る彼の手の温かみが残るままにその本命に触れさせ自分のものだと示してくるものだから、身体のうちから熱が一気に放たれ、小さく「ンン…」なんて情けなく呻いてしまい。同じ箸で食べてまた彼に食べさせる…なんてことを考えていたが、それが吹き飛んでしまいそうだ)
サーべ「…………」
(もらったメロンソーダに口をつけたままハチと志々雄のやり取りを眺めていた。…しかし本当に、ここまで随分と進展したものだ。友達同士だった頃が今では懐かしく。張のセクハラ発言にはまた何か対処しなくては…と思っていたが、志々雄の言動からその必要はなさそうだと判断し、抑止力はなりを潜めて)
| トピック検索 |