ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>志々雄、張、アルク
サーべ「いや~その、皆ごめんね、ほんと。なんか…つい、ね…。ハチも、アルクもせっかく来てくれたのにごめんね…」
ハチ「イヤ、ソレハ張ガ悪イカラ…仕方ナイ。ソレニ他ニモ美味シイモノハアルカラ…。アア、ジャア…私ハコーラデ頼ム…」
サーべ「ありがとう~…!それもそうね…。ああ、うん、私も炭酸のメロンソーダでお願いするね。…ありがとうね」
(海の家まで来て歩いてきてしばらくしてサーべは頭が冷えてきたのか、炭酸がいるかどうか聞いてきた志々雄と、張とアルクの前でいきなり勢いよく頭を下げ、両手を合わせると大きな声で謝罪して。いくら自分にとってコンプレックスに触れられたからといって、スイカを犠牲にするのは流石にやりすぎだし、皆楽しみにしていたのを台無しにしてしまった。…そんな中、ハチは先程の張の発言のことを思い出したのか苦笑いになりながら、自分は全然気にしていないと話し。だが同時に、彼女にコンプレックスを抱かせてしまったのはなんとなく気まずく感じるのだった。…あまり気にしたことはないのだが、ない方がいいのだろうか。激しい運動後で汗ばみ、ほんの1箇所だけ小さく肌色が浮かび上がっている自分の服を時折気にしながら、ハチはふとそう思うのだった。)
ハチ「………。」
(自分の好きな人が褒められているのは自分も嬉しい。自然と小さく口角が上がっているに気づかないまま、先程張が志々雄に焼きそばを食べさせようとして断られていたのを思い出した。そんな所でちょうどその張から食べさせるのを求められると、しばらく姿勢そのまま考え込む。そういえば、自分はああやって何か相手の口へ運ぶということをやってもらったことがあってもやったことはない。カップルは時にそういうことをするものらしいし、やってみたら彼も喜んでくれるだろうか。思い立った彼女は黙ってテーブルから離れスタッフの元へ歩いていくと、やがて焼きそばをもって戻ってくる。しばらくして戻ってくると真っ直ぐ志々雄に近づき、沈黙したままおもむろに焼きそばを多めに掴んだ箸を彼の口元に近づけて)
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