ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>ドラルク、フクマ、ヒナイチ、志々雄
サヤ(ハチ)「コチラコソ、2人トモアリガトウ。アノママ2人ガ来ナカッタラ変態(ロナルド)ヲドウシテイタカ分カラナイカラナ…。本当ニ助カッタ。アア、マタ…」
(上げた脚を地につかせ定位置に戻すと、自分に感謝を伝えてくるフクマと、彼を呼んで事態の収束を迅速にしてくれたヒナイチに微笑みかけながら感謝を伝え返して。蹴りを褒められて非常に嬉しいのは内心に隠しておく。本当に、冗談抜きであのまま2人が来なかったらどうしていたか自分も分からない。ロナルドに少なくとも野球拳と同じようにハイキックを食らわせていたかもしれないし、何かしら犠牲になっていた可能性もあるかもしれない。志々雄が手を汚す可能性もあった。それを考えるのはまあまあ後味が悪いので、本当に助かったのだった。小さく微笑み返しつつ、帰っていく彼らに手を振って見送り)
>志々雄
「…アア、帰ロウ。今日ハ迎エニキテクレテアリガトウ。オカゲデ今日中ニ帰レル…」
「…私ノ思イ出ダ。初メテ地上ノ空ヲ見タコトヲ思イダシテナ。 ソノ時ノ空ハ夜空ニシテハ白ガ多ク、カトイッテ朝トモ言エナイ、トテモ不思議ナ空ダッタンダ。今デモハッキリ思イ出スコトガデキル。…ソレダケダ」
(ドラルク達との別れが済み、彼の暖かな手で撫でられると、肩の力が抜けたのを感じた。それを噛み締めながら見上げると、緩く微笑みかけて。手を握り帰り道へつられられながら何気なく歩いていると、彼から偽名について触れられ、握られた手が一瞬硬直する。…そもそも一人で帰ってくるつもりだったから、その話に触れられることも想定していなかった。というかドラルクとも知り合いだということも知らなかった。…というのは一旦置いておく。なんとなくだが、彼の意図は『名前の由来』であるような気がした。咎めるつもりはないことに軽く安心し、初めて地上を出た時のことを思い出しつつ、それが由来であると話して。初めての本物の空は、深海メトロの時折ホコリ臭さのする仮初の空と違って、鼻がツンとするような冷たさで無機質で綺麗な空気をしており、そしてとても不思議な色をしていた。初めてがそれだったから、非常に印象に残っているのだった)
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