ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>ドラルク
サヤ(ハチ)「……アア。確カニ、コノ辺リハ特ニ大変ダヨナ…。1人2人ナライイガ、沢山イルトナルトナカナカ…。」
「アア、ソコデ頼ム。モウ時間モ遅イシ…アリガトウ。デモ…イイノカ?友人ノ事務所ナノダロウ?トコロデソノ…塵ニナルノハ…大丈夫ナノカ?」
(…目の前で彼がひとりでに砂塵と化したかと思えば、また再生した。何かあっただろうか?さながらスペランカーの如き脆さに言葉を一瞬つまらせながらも、苦笑いして共感を示すことで、再び話を合わせていき。少しずつ情報を集めておこう。自分からすれば目の前の彼も十分変なのだが、その彼が「変な者」というからには相当なのだろう。想像を遥かに超えてきそうな変質さを覚悟しながら、本音は飲み込んでおく。やがて新横浜と呼称された街に入り、ビルの間から吹き抜ける冷たい風が頬を通るのを感じながら、後をついていく。幸いにも、構造物自体は私のいる世界とほぼ同じのようだ。)
>志々雄、張
ハチ「サ、サーベ、言ウナソレハ…。トイウカ、見テタノカ…。」
サーベ「そりゃそうでしょ。私たち対面で座ってたんだから。いや~、志々雄にも見せてあげたかったな。…それにしても、旅館の味に近づけるのはなかなか難しいと思うよ。…なんてね。あれ?違った?」
ハチ「サ、サーべ…!」
サーべ「あはは、ごめん、ごめんって。2人が夫婦っていうとさ、ちょっと憧れちゃうな~って思ってついね。しかもお2人さんアツアツだし。ま、私は今は今で充実してるから憧れだけだけど。お、きたきた。いただきます…。」
(サーべは今度はハチをからかい、その彼女は見られていたことに対する恥ずかしさで弱々しくサーべを睨む。ハチは自身が思っているよりずっと分かりやすい。思えば私(サーべ)もよく踏み込めるようになった、と思いながらまさしく踏み込もうとハチの内心について耳打ちすると、図星をつかれたと言わんばかりにハチは顔を赤らめ、小さくなるのだった。内心が顕にされ小さくなる彼女は立派に1人の女の子であり、もといタコ達は自分と同じように豊かな感情を持っていて、誰かを思う気持ちを持っていることが今はよく分かる。…今は、そんな彼女の幸せと彼女の同族の自己実現の礎となれるのがとても嬉しい。憧れに留まっていると口にする様子からも、それがほんの少し見え隠れしていて。そうこうしているうちにそれぞれの料理が来たので、たどたどしく手を合わせるハチと共に"いただきます"と挨拶する。)
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