ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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張(ハチ)「……ン……。ンナ……。ンン……!」
(不意に眩しい日差しが目の上に落とされ、意識がぼんやりと目覚め始めた。直後に頭痛と気持ち悪さに襲われて、思わず手で頭を抱えては布団の中でくるまってしまう。最悪の目覚めだ。どうやら自分は、珍しく体調を崩しているらしい。昨日は帰ってすぐに寝たし、布団はきちんとかけられているから身体が冷えた訳ではない。ではなぜ…?それはそうと、隣で寝ているはずの志々雄がいないような。それどころかいた形跡すらない。それらから漠然とした違和感を覚え、天井と自分の手をふと見た時、私はその正体に気がついた。)
「…ハ…?」
(身体がどう見ても私のものではない。そんな全く意味不明な現象を前に私がしたのは、間の抜けた声を捻り出すだけだった。)
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