るろうに剣心について雑談所！それ以外でも誰でも茶ァシバきにきてや♪

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飲み過ぎだ、張。

(邸宅への方向が同じだったからか途中まで一緒に歩き。足元の覚束無い彼の隣で"しゃんとしろ。"とでも言うような視線を送っていたが夜道に蹲っている着物姿に此方も気付き。緩く手前で足を止めると護衛の男衆も連れていない花魁が何故此処にいるかのは明らかに妙で。取り敢えずは張が話し掛ける一連の様子を見守り。その相手が袖で口元を隠す際に足先が露になったのか、切れたと言う鼻緒の前坪がきちんと指の隙間に嵌まっているのが見え。目的地の旅籠屋へ一緒に行こうとする張へと此方は顔を向けて)


…いや、俺はこれで失礼する。張、明日は遅れるなよ。


(妙な気配の者ではあるが、例え美人局(つつもたせ)の類いであろうとも慣れている張なら恐らく平気だろうと踏んで。そもそも巻き添えを喰らわすなと言いたげな顔で張へと呆れながら断ると待つ者の居る自宅へと帰ろうとし)