ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>ハチ
大丈夫か…?それは、
(きょとんとした顔で見上げてくる大きな瞳と此方も目が合い、窓から漏れる柔らかい室内灯のなかでほんのり赤く色付いている相手の唇が見えてどきりと心臓が跳ねてしまい。視線を送る相手から揶揄われると小さな顎から思わずそっと片手を外してしまいながら「心配しただけだって…、」と此方も片手を振って誤魔化し。赤いのに大丈夫なのかと一応尋ねて。参ってしまったのは友人であった頃より己が相手の事を好きすぎて、本来のお節介や心配が本人を目の前にすると一瞬にして飛んでしまう事例を自覚し。"しっかりしろ"と内心己を律しながら密かに一瞬頭を悩ませ)
サーベからか…、
その、多分一番親しいお前には心配させたくなかったからだとは思うが、…ヒーローをしてるって言ってたな。
なかなか人選が難しくて人手が足りないとは言っていたが…、まさかここまでとは思ってなかった。内緒にしててくれって言われてたからとはいえ、隠してた形になって…申し訳ない。
(何か自分が知らない情報を聞いていたらと問い掛けてくるハチに此方も最初は言い淀んだが、サーベが伏せていた理由は恐らく一番親しい者がハチだからだろうという事を前置いて話し。隠していた形になって申し訳ないと今回の事を思うとそう相手へと謝罪して。何か出来ることと聞かれればふと黙ってしまい、軈て目を閉じつつ穏やかに「お前が出来る事はサーベの目が覚めたら一番先に会いに行ってやる事だ。…余計な事は考えるなよ?」と己の考えを述べて)
…ほら、寒いし中入った入った。もう寝るぞ?
(マグを持ちながら反対の手でハチの背中を軽くハイハイと押し遣り、冷え込む外気から温かい室内へと彼女を戻させようとして。己も方治が買ってきた布団一式を室内の一画に敷いて寝るつもりなのか朝から大変であった相手を労うよう早く寝るぞと就寝を促して)
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