ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>志々雄真実
なっ、お!親父の字だっ!あの親父が俺の為にサインしただって?………分かった。おぅ、肩代わりしてくれた嬢ちゃんに宜しく言っててくれぃ。
(視界がうっすら開いた、志々雄真実の紅い瞳が覗く。炎を統べる男と謂われる所以だと左之助は思い、息をのんだ。今まで剣心の戦ってきた輩とはまるで…気迫も度量も段違い、否それ以上だった。これが幕末で伝説の、もう一人の人斬り。あの猛者達を統率する頂点の男。左之助は志々雄の醸す何とも言えぬ覇気とほんのり感じる怒気に畏怖を感じ紅い瞳の視線に気圧されてしまった。若いときに出ていった長野の家にいる親父の字にも効果抜群だった。あの親父がねぇ、あの親父に肩代わりだなんて流石にさせられねぇと素直にサインし志々雄に渡す。嬢ちゃんに宜しくと言ってから珍しいものを見るみたく志々雄をジロジロ見て)
なぁ、あんた。ほんとにあの嬢ちゃんを300億で買った訳じゃねぇ…よな?あんな小柄な嬢ちゃんが借金肩代わりしてくれんのはまぁ有難てぇけどよ……何でそこまでしてあんたもあの嬢ちゃんの条件素直に聞いてるんだ?300億だぜ?……もしかしてほんとに…、
(まさか本当に惚れてる?炎を統べる悪鬼といわれ、世紀の大悪党であるあの志々雄真実が?あんな男勝りで気ィ強い世間知らずそうな嬢ちゃんに?まさかな、なんてケラケラ笑ってくわえてる藁をぴょこぴょこ動かす)
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