梨花 2021-04-19 19:17:41 |
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あ、それともう1つ思いついたのが、彩蝶ってその歪んだ愛情故に人を殺してしまうってあったじゃないっすか?死霊術師である彩蝶にとっては死んでも問題はなくて、自分の死霊にすればいいって考えなんすよ。そういう考えだから限界に達してしまった彩蝶は自分の想いに応えてくれない守を刃物で殺そうとするんですけど、守は無抵抗のまま「殺したければ殺せ。命を奪ってきた俺に、元々生きる資格なんてないからな」って言って彩蝶に迫っていくんすよ。それで守の言う通り彩蝶は守を殺そうとするんだけど、どうしてか体が言う事を聞かなくて、段々と守を死なせたくないって思いが強くなるんすよ。迫ってくる守から逃げるように彩蝶は後退りして行くけど、逃げるよりも先に守が彩蝶を抱きしめて自ら刃物に刺さりに行くんすよ。で、耳元で「死んでもお前の死霊になれるんだっていうなら、願ったり叶ったりだ。他の人のことは守れなくなるけど…少なくとも、お前の事は守れるからな」って耳元で囁くんですよ。それで、彩蝶から離れて、刺された所を抑えながらその場に倒れるのを見て、とんでもないことをしでかした事にやっと気づいて「ごめんなさい、ごめんなさい守君!ごめんなさい、ごめんなさい…!」って泣きながら必死に回復魔術を守に掛けるんすよねぇ…
(長文失礼しました)
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