誰かが言ってた・・・ 初めての夜に息も絶え絶えな夢主の、額に張り付いた髪をどけながら「可哀想になあ」って呟く阿伏兎。 何のことか分からず呆然としてる夢主の耳元に口を寄せて、笑いを含めながら「初めてでこんな奥まで犯されちまうなんざ、可哀想に」って言うでしょ─────と。