えー、生徒を言い訳に使っちゃダメなんだよー! (さっさと帰れ、とでも諭されるかと思っていたのに、隣に座られる予想外の展開に驚きながら、この時間を逃したくはないととにかく言葉を紡ぐ。) でもしょうがないからちょっとなら先生に付き合ってあげてもいいよ。 (なぜか腰に手を当てて胸を張る。先生に見つかった時の焦りで曲がったリボンと少し乱れた髪のせいであまり偉そうには見えないけれど。)