《再建》【異世界へようこそ】［ALL版権/版権×完全創作あり/戦闘探索異変解決恋愛あり］

【マファリム王国までの道/IDW】

IDW「戦争が起きたのは私みたいなA-Doll(自律人形)が製造される前、大体2060年ぐらいの頃かにゃ…――へぇ～やっぱりメカニックで、しかもピザ屋さんもしてるなんて凄いにゃん！――オジサンも機械の人形を作った事があるんだにゃ？――ふわぁ…素敵な夢にゃん！良いにゃん！」

(照れながら語るHenryと、それを笑顔で補足して説明するCharlie――そんな真っ当で誰かを幸せに出来る様な立派な夢に純朴に凄いと目を輝かせる猫耳の自律人形、しかし心なしか彼女自身は本当に些細ではあるが、Henryの優しい笑顔の奥にある、寂しげとも悲しげとも言える微かな気を――少なくとも感受性に関しては豊かな自律人形は感じ取っていた。―しかし口に出したり問い掛けたりする無神経な愚は犯さず。)

IDW「そうピザ、アトラルさんは知らないのかにゃ？――熱々のを齧り付いたらチーズがトローリビヨーン！って伸びるんだにゃ、同僚のM500やショーティーが大好きだったにゃ～一度で良いから天然の材料で作った焼き立てのおいしいピザが食べたいって―私の居た世界だと合成食品ばっかりだったからにゃ……天然物は何でも貴重品で高価なんだにゃ。」

(猫舌を自称してる割に熱々のピザに対する憧れを口にする戦術人形は本物の小麦粉やチョリソー、トマトソースにハラペーニョなんかを使ったピザを想像して思わずだらしなくよだれを垂らし掛けている。―と)

IDW「ん？――また新しく誰か来たのかにゃ？」


>Charlie & Henry、アトラル・カ、アニエス


【マファリム王国路地裏/『両儀式』】

『両儀式』「それで良いわ、賢い選択――誰だって荒波に攫われたまま流れに身を任せ続ける事なんて物好きな真似は先ずしないもの。――私にとってもあなたみたいな類の人との遭遇はそうそう無い事よ？だからとても楽しいわ――ふふっ“死神”ね、でもそれは私じゃなくてもっと“相応しい”人がいるのを知っているの…個人的に奉られて頂いた変わったモノだと、“首切りバニー”なんて呼ばれた事があるわね。」

(剣呑とも底知れないとも言える雰囲気の貴人は、不意にその正体を問われ、ふざけているのか真面目に答えているのかよく分からない色々とアレな返事を返しつつ、治療を受けている面々を見遣りながら)

『両儀式』「怪我自体は酷いけれど、手に負えないほどでは無い様ね。―私の手は必要なさそうで安心したわ。」

>リジェネ・レジェッタ、吉良吉影＆ホルホース、空条承太郎、薬研、マファリム王国路地裏ALL