匿名さん 2021-04-10 14:22:17 |
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── この石は塩辛くて不味いので、食べない方が良いですよ。……──いえ、少し待ってください。人間は、石を食べられないのでしたっけ? ──
名前/鼎
性別/男
年齢/20~23歳程度
性格/感情表現そのものは素直な方だが、感情の起伏が小さい方である。穏やかな気性で気分屋とはかなり程遠い性格。落ち着いていて、常に余裕があるような感じでゆったりとした雰囲気。また丁寧な振る舞いが多く、どこか上品な印象を与える。謙虚な態度から大人しいイメージを与えがちだが、その実チャレンジ精神にかなり富んだ人でかなり活動的。割と周囲に対して積極的かつ常にアンテナを張っている感じである。人と話すこと自体は好きではあり、周りに対して自ら関わっていく傾向にあるものの、他人との関わり合いに関してはどこか一線を引いているような部分がやや見受けられるところがある。言ってしまえば、浅く広い交友関係を築くタイプである。常ににこやかとしており、物腰が柔らかく誰に対してもある程度親切な人でもある。悪く言ってしまえば八方美人な気が多少覗く。他人に対して崩れた言葉遣いをすることは少なく、丁寧な口調であることが多い。
容姿/黒髪でややウェーブがかった癖毛。前髪は左に流しており、また眉が見えるほど短い。横髪は真正面から見た時耳が隠れるほどの髪量で、顎より少し短めの長さ。前から見た時はショートヘアだが、後ろから見ると一本の細い髪束が背中途中まで伸びている、いわゆる隠れローポニーテール。肌はそこまで焼けてはいないがイエベ系統である。髪と同色の目で、切れ長の一重であり涼しげな目元である。顔の系統は塩顔で、申し分ないほど端正な顔立ち。お面で顔が半分隠れていると言えどそれでも十分美青年であることが窺えるほどである。身長172cmほどで、すらりとした無駄な肉のない体つき。
服装/桔梗色のチャンパオと呼ばれる服をゆったりと着ている。左肩付近には白色で牡丹の花の模様が描かれている。スリットはやや深めに入っており動きやすさを重視したようなデザイン。チャンパオの下のズボンは蝋色。靴は黒いカンフーシューズ。左耳には赤いタッセルイヤリングをつけている。
備考/一人称「僕」
すらっとした見た目や上品そうな振る舞いからは想像できないと言われるほどの大食いである。食べ物に関して言えば好き嫌いの隔たりが完全に無く、たとえゲテモノであろうと、何かの死体であろうと嬉々として食べるほど。なんなら食べ物でないものも食べられるほどであり、石や鉄なども平然と食す。食べ物に対して節操が無い割には食事の所作はしっかりとしているため、そういったゲテモノ類を食している時のアンバランスさには妙な不気味さを孕んでいるところも。ちなみに好きな料理は強いて言うならば肉料理全般と煮物であるが、基本的に何でも好き。お面で顔は完全に隠れているものの、本人は周りの様子をきちんと把握できているらしい。
お面/鉄製の薄いお面で、鼻から上を完全に覆い隠している。面には模様が彫られており、いわゆる饕餮文とうてつもんと呼ばれる文様である。鼻辺りが鳥の嘴のような形状になっており、少し顔から浮いている所もあるため、下から顔を覗くことも場合によっては可能である。
変化/桔梗色のチャンパオは血の如く真っ赤に染まり、所々血が乾いたような色になっている。整った顔はどこにもなく、黒い牛の頭が首から生えてきたような姿。牛の角はかなり立派であり、頭を振り回せば人を傷つけることも可能と思われるほど。また、袖から覗く手は人間の手ではなく、真っ黒い鶏の手である。穏やかな性格はそのままであるが、反面(人間を含めた)動物等を殺害することに躊躇いを持たないような、そんな残忍な一面も共存するように。また、言葉の節々に戦闘狂な部分、あるいは殺すことへの快楽に執着している部分が垣間見える。話し方や口調は特に変わらない。
「おや、僕の顔が気になりますか? ですがこのお面、何故かは分かりませんが、中々引き剥がすことが出来ないのですよ。……これを外してやりたいのは山々なんですがねぇ」
「こんな天気なのに傘もお持ちにならないで、それでは風邪を引きますよ。僕の傘を貸してあげます、これで雨を凌ぎなさい」
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