引き籠もり男子 2021-03-20 10:26:42 |
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(それは良く晴れた穏やかな午後のひと時。自分以外誰も居ない一人きりの清潔な保健室、窓から差し込む柔らかな日の陽射しに照らされながら、少年は椅子に腰掛けて黄金色に輝く金属製のかぎ針を片手に毛糸を一本手繰っていた。反対の掌の上には白いクマの造型が出来上がりつつあり、このまま作業を進めていけばもう間もなく完成に至るであろうそれはとても愛らしいデザインをしていて、少年は眼鏡のレンズ越しにそれに向けて期待に満ちた笑顔を浮かべる。その二つの耳には、外界をシャットアウトする保健室の扉の向こう側から響いてくる生徒達の授業に勤しむ喧騒はどうやら届いていない様子で)
(/ロルについて把握致しました!そして、早速開始ロルを回させて頂きました。一番最初なので説明のため小説調、且つ若干長くなっておりますが文字数にはムラがございますのでどうかご容赦願いたく。それでは改めまして、これからどうぞ宜しくお願い致します!)
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