安穏たる神殿　／　〆

名前　陽（ヨウ）

容姿　全長およそ４メートルにも及ぶ巨大な狐の妖。艶やかで豊かな毛並みは輝く黄金色で、毛先にいくほど色素が薄く白っぽくなっている。なお、腹部に限っては全体的に白味を帯びている。切れ長の瞳もまた、毛並みと同じく黄金色。鼻先は黒色、肉球は薄桃色。割合としては体長が３メートル、尻尾が１メートルとなっている。

性格　長寿故か、威厳のある尊大な立ち居振る舞いが目立つ。しかしながら、祟り神と恐れられているその風聞とは裏腹に気風は極めて穏やかで尚且つ何事にも寛容であり、自身に害を為さない範囲であれば受容の姿勢を示すことが多い。長らく妖の世界で生きてきた為か人間の暮らしについて興味があり、好奇心は旺盛である。

備考　地域の人々に祟り神として畏れ奉られている狐の妖。しかし、それは人々の単なる思い込みであり、実のところ陽は人間に災厄を起こす能力など持ち合わせていない。それはまた逆も然りであり、現在の旱魃状態には陽自身も心を痛めている。数百年生きてきて、過去にも幾度か生贄を捧げられた経験があり、その中には己を恐れて逃げ出した者、信心深いあまり自らの命を差し出した者、愚かにも陽の命を狙い返り討ちに遭った者などがおり、これまで親睦を深めるには至らなかった。陽としては、此度の生贄もある程度時が経てば生きて里に帰すつもりでいる。

（／大変お待たせ致しました……！妖のプロフィールが出来ましたので、どうぞご確認くださいませ。変えて欲しいところやご要望などございましたら、遠慮なくお申し付けください。）