紫炎「……薄々そのような気はしていましたよ。だからこそ私と彼女は相性が悪い。全ての神に憎まれた『永遠の悪性』にして『人理の癌』でありながら『人類になくてはならない必要悪』の『罪咎王』と神に望まれ生まれた『人類の破壊者』たる『幻想神』…………故に歯向かえば世界が終わり、わたしにその責任の一切を追求される…………だから歯向かうことなく言いなりになれと?それが解決策だと言うのならそれは解決策ではない、一方的な押しつけです」