スレ主 2021-03-02 11:50:28 ID:9c1004cee |
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【第一階層/A-3/デパート/暁巌、アーカード】
>ロゼ、両面宿儺、アルゼナ&ライドウ、A-3デパートALL
遮蔽物に身を潜めながら、あの子供(ロゼ)が返した問いの答えに関して――信じたくは無いが確かにあの(仮面野郎)、もしくはそれすらも統率している(主催側)ならば、確かにまともに考えれば不可能以外の何者でもない様な物事でさえやってのけるのでは無いかと思うのも無理も無いと感じた。
傭兵自身も呪いで生きた森だの発火能力者だのライカンスロープだのアーティファクト製の青銅巨人だの色々と滅茶苦茶非常識なモノと戦った経験はあるが…
だがそんな思考を巡らしている暇も無いほどにこのデパートは急速に火薬庫と化してゆく。
暁「チッ…次から次へと」
――
―
アーカード「私の名はアーカード、そういうお前は何者だフロイライン(お嬢さん)?人か狗か化け物か…」
白髪の少女(ロゼ)の至極シンプルな問いに、オペラ歌手か何かの様に胸に手を当てて、その人の容(かたち)をしたナニカは丁寧に答えるが、返答にはそのまんま余計な戯れ混じりの問い掛けが付随する。
―そうしている内に新たに現るは、忌まれしかの名だたる“呪いの王”
その圧倒的な威圧感と歪みに対して、心地良いそよ風にでも吹かれたかの様に禍々しい凶笑で答えるミディアン(夜族)
元より、掛け値なく狂っているのだ。
“不死者の王”は笑った。これ以上に無く、嬉しそうに笑い続ける。
アーカード「フッ!フフフフははッ!HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!活きが良くて何よりだ。ようこそ戦争の夜へ、歓迎しようか、東の地の不吉よ。」
この世を生きる総ての"常識"から外れた存在。――那由他の彼方の向こう側まで続く沸々とした可能性の泡の群々。それは湧き立つ無数の泡の一泡の物語、刹那の時の可能性の一ツ。光も闇もない、白でも黒でもない……ただただ"無色"の空間から出でるは人類に仇なす永遠の宿敵“不死者の王”――突拍子も無く始まった顕現は、至りし世界の無数の“IF”の向こう側。
“鍵”を得てなお終ぞ其れを開く事をしなかった“黄金の獣”がいた。
終わり無き“外ツ神”との闘争を繰り広げる孤独な“邪神狩人”がいた。
過去と未来を行き来し無限の地獄を戦い生きる“守護者”がいた。
豪華絢爛な永遠を手に入れようと足掻いた一人の奇妙な“吸血鬼”がいた。
―――彼ら(彼女ら)が垣間見せた“物語”をこれらの“参加者”は果たして見せられるのか―
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