なるほど。…では、護身用の煙を頼む。 (用途を理解すれば自ずと他者のために役立てようという気になるもので、今しがた聞いた説明と、先刻ある住民とした会話が結びつけば迷いなく注文を行い。「明日、初めて人間界へ行くという妖精がここを訪れるはずだ。彼女にそれを持たせてやってほしい。」言葉を切って彼の手元から視線を上げると目を合わせ。) 対価を払うのは使用者本人でなくとも構わないか?