募集さん 2021-02-23 21:31:26 |
通報 |
[ 綾瀬 千歌 ]
それでね…あ、はしゃいじゃってごめんね。
(つい子供みたいにはしゃいでしまった。でも、はしゃいでしまうのは仕方ない事だ。久しぶりに彼と任務終わりに寄り道が出来るのだから。彼がサングラスを少し下げて此方を見ている事に気付くと話すのを止め、はにかみながら謝罪をして。外を眺めていた彼が目を見開きながら此方を見る。何かおかしな事言ってしまったかと考えつつ、首を少し傾げながら彼を見つめ。彼の言葉に思わず目を見開いてしまう。驚いてしまったが、彼の言葉は自分にとってすごく嬉しい言葉で直ぐに微笑み。悟も楽しみにしてくれているなら誘ってよかったと思い、「良かった。」と独り言のように述べ。彼に続いて自分も補助監督にお礼を言うと車から降りて彼の元へと行き。彼の言葉を聞くと、同級生達も任務に行っている事を思い出し。皆も最近はより一層忙しそうで、休息は取れているのか...と内心 心配をしており。なかなか休みが被る事は無いとは思うが、「今度は皆で行きたいね。今日は難しいだろうからお土産買って行かない?」と思いついた事を聞いて)
[ 不死川 実弥 ]
引っ張り過ぎたか…悪ィな。
(目を瞑った彼女を黙って見つめる。目を瞑った理由はもう長い時間一緒に過ごしているから聞かずとも察せた。彼女から返事を聞けば一先ず安堵し。今は生きて帰ってきてくれた事が自分にとって何よりも嬉しい事だ。居間まで続く廊下をまだ彼女の手を引いたまま歩く。ふと、彼女の様子を見る為にチラッと後ろを見れば少し足を引きずっている事に気付いた。手を引くのを直ぐにやめ、彼女の隣に立てば謝罪し。" 実弥さん " そう呼ばれたのは遠い昔でも無いのに久しく感じ、思わず立ち止まって彼女に向き合う。自分の今の表情はとても見せられるものじゃないだろう。彼女の謝罪を聞くと、彼女の頭をわしゃわしゃ撫でた後に抱き寄せる。何故抱き寄せたのか自分にも分からない。だが、今は彼女が此処に帰ってきたとちゃんとこの身で実感したかった。「…この数日、生きた心地がしなかった。どれだけ心配させやがる…。」と弱々しい声色で述べ。少し自分の気持ちが落ち着くと彼女を見つめる。フッと笑うと「おかえり。次は心配させんじゃねェぞ。」と言い)
トピック検索 |