NieR 2021-02-22 18:23:03 |
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それは確かにそう、かもしれないけど…。…っごめんなさい、きっと何もお返しは出来ないけど助けてもらえますか。あ、えっと…どう呼べば…(ひとりでは生きていけないとハッキリと告げられて反射的に言い返そうとするも、彼のいう通りだとすぐに思い直して口を閉ざして。ひとりで帰る方法を探すのは無謀であるように感じたし、何より心細い。彼がどうして自分を助けてくれようとするのかは結局よく分からなかったけれど、漸く彼の手を取る決心が付いたようで、鞄を地面に下ろし両手で彼の手を握って。助けてくださいなんてお願いしておきながら名前を聞いていないことに思い至り、気まずさを紛らわせるように微笑んでは、なるべく目を逸らさないようにと心掛けながら問い掛け)
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