五条 . 2021-02-19 06:20:43 |
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そ、そなの…?__っ、それなら良かった…(彼の言葉に、初耳かの如くきょとんと目を丸くし、何度も瞬きをする。案外、自分が思っているより彼から好意を持たれているらしい、その事実に先程までの険しい表情はどこへやら頬の筋肉が弛緩し同時に目尻も下がった。その顔は普段より幼さが残り、甘える仔犬のように瞳に写させ庇護欲を誘いつつ大好きな彼の胸へ額を擦りつつ顔を埋めた。同時に鼻腔いっぱいに広がる彼の香りと温もりが自身を満たしてゆく。両想い、という幸せを噛み締めながら、ちらりと上目で彼を覗き込み)
んー……と、家入せんせーは "高専時代の五条も酷かった" って言ってたから…その…女性関係凄かったのかなー?なんて…勝手に思ったり…(段々と語尾が小さくなるのは、己の知らない彼の過去を勝手に解釈する烏滸がましさと、罪悪感。ただ、最後に小さく "でも今は俺のせんせーだから" と呟くと誰にも盗られまいと回す腕に力を込め少しでも彼との距離を縮めて)
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