こはる@輝咲 2021-02-15 01:12:03 |
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【返信が遅めで毎度申し訳ないです】
>こはる、堀川国広、ALL
暁「……………」
職業柄、在り来たりな“敵”以外の、突拍子も無い様な悪夢の様な(存在)とも命のやり取りをする事の多い身としては―目の前の一見無害そうに見える少女(こはる)にせよ、まるで御伽噺のナイトの如く颯爽と馳せ参じて彼女を守り庇う様に此方の前に年代物の脇差を手に立ち塞がる古風ながら機能的な装束姿の少年(堀川)にせよ――長年の兵士としての勘、そして本能的な部分でこの二人が只者では無いであろう事を不敵な視線でねめつけている壮年の傭兵は感付く。
無論、表には出さないが
暁「良い目をしてるな小僧、――動きも悪くない。それから嬢ちゃん、幾らなんでも不用心過ぎるぞ。俺じゃなかったら下手するとその顔を吹っ飛ばされてるだろうよ。だが大した胆力だ。」
チャッ
起き上がりながら、目つきの悪い東洋系の傭兵は褒めてるのかけなしているのか良く分からない感想を先ほどまでの緊迫感など露も知らぬ様な様子で二人に口にしながら構えていたグロックを腿のホルスターに仕舞い込む。
暁「暁巌(あかつき いわお)だ。“仕事中”に気がついたら何時の間にかココに倒れていた。で、お前らは何者だ?―で、ココは何処だ?」
と言いながら胸元のリグポーチから安煙草を取り出すと、火を点けようとして…
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