こはる@輝咲 2021-02-15 01:12:03 |
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>張
クク、何でだ。…肩書きが良いじゃねぇか。"警視庁の密偵"だぞ。お前がよく行く見世でも幅が利くだろう。"お国の為"って奴さ、薄給でも頑張んな?
(薄給だと嘆く相手にまだ笑いを揺らし、『だろうな?お前は暗殺部門じゃねぇし…、まだ開設された国の手探りなシステムなんざ給与も保証も雑で笊だ。そんなもんさ。』と、政府の給与等の内情を把握しており。引き換えに肩書きが立派じゃないかと、部下が足繁く通っている見世でも使える等と人が悪いよう揶揄いながら頑張んな?と応援して)
>縁
何言ってんだ…、何にも恐ろしくない。
(何も誑かしたりしていないと呆れて笑うように否定していると、視線を感じて縁の方を向き。大好きだとの率直な表現が上海語と日本語の両方で放たれると少々気圧されながらも、煙管を口端から外しつつ『董了…。(分かった分かった…。)』と、取り敢えず彼を宥めるようにその場を鎮め。小さな綻びでも組織の破綻に繋がるとの話の流れには、組織の構造や人の心理の難しさを肌に感じている青年へと感心した笑みを浮かべ『だな、組織である以上は…、そういうこった。』と此方も同調して)
>all
(海辺に近いからか陽差しが白浜に反射して眩しく、和風建築から一転して白と青が基調である塗装の木造コテージが軒並みに白んで見え。大きな船舶の埠頭に辿り着くとマンタマリア号に似た大きな観光客船を見上げ。心地良い潮風が背中や顔を撫でていくような風向きで吹き抜けていくのを感じ)
ちょうど良い時間だな。乗るか。
(出航時間がそろそろなのか、飾られてある時刻のボードを見るとそう声を掛けて。陽差しから遮られて影になる客船ターミナルで皆と船への桟橋をゆっくりと渡り、渡る際にも見える透き通った翡翠色の海原に色鮮やかな魚の群れやウミネコが風と共に船体を横切って)
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